更年期障害

• 更年期障害について
• 更年期障害の症状
• 更年期障害の治療

更年期障害について

更年期とは、卵巣機能が減退し老年期に入るまでの移行期で一般的に閉経前の5年と閉経後の5年を指します。この時期にはエストロゲンと言う女性ホルモンの急激な減少がおこるため、体が慣れるまで様々な症状が表れます。更年期の症状には個人差がありますが、日常生活に支障をきたすほどの辛い症状が表れる状態を更年期障害と呼びます。

カウンセリング

更年期女性は立場的に社会や家庭でストレスを受けることも多く、これらが相まって身体的、精神的症状が強く出る方がいます。当院ではカウンセリングや心理療法を取り入れながらストレスや不安な気持ちを和らげるアプローチを行っています

漢方療法

漢方療法は体全体の機能を整えて症状を和らげる治療です。体質に合わせたものを一定期間継続することで、辛い症状が少しずつ改善していくことが多いです。症状の変化を見ながら漢方薬の種類を変えていくこともあります。

ホルモン補充療法（HRT）

ホルモン補充療法（HRT）とは、エストロゲンを外から補う治療法です。これによって、ほてり、のぼせなどの辛い症状を和らげる他、骨粗鬆症を防ぐ効果なども期待できます。子宮のある方は子宮体がんを予防するため黄体ホルモンも併用されます。お薬には飲み薬、貼り薬、塗り薬があり、体の状態に合わせて補充方法を決めていきます。